甘酒に関する知識

「飲む点滴」と言われる甘酒ですが、それはとんだ誤解です!

なぜ、甘酒は「飲む点滴」と言われるの?

甘酒は点滴

 

甘酒はよく「飲む点滴」と言われますよね。それを聞くと、「なるほど、では栄養満点なんですね!」と思いますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

 

実は、甘酒が点滴と言われる理由は、単に栄養補給を目的とした点滴と成分が似ているだけだからなんですね。

 

何となく「飲む点滴です!」と言われると、「メチャメチャ効くんじゃね〜」と早合点(はやがてん)する人が多いことから、謳(うた)い文句として利用されているのだと思います。

 

 

そもそも点滴は栄養満点ではない

甘酒は点滴ではない

 

点滴をする目的は、大きくは「水分や栄養の補給」と「お薬の投与」の二つに分かれます。そして、本当に点滴が必要な人は、かなり重症な患者さんです。

 

自分では水分や栄養をとることが難しかったり、飲み薬では効果がない場合に使われるのが本来の使い方です。

 

それで、自分で水分をとったり、食べ物を食べることができない病人に投与される点滴の中身はというと、主に水分とブドウ糖、それに多少のミネラル分が入っているだけで、あとはお薬が入っているかいないかの差だけです。

 

「重病人に栄養価の高いものを与えるのはよくない」というのを聞いたことがないでしょうか?

 

そんなわけで、点滴にたちまち元気になるような魔法の薬は決して入っていないのです。

 

では、どうして点滴が疲労回復や病気の改善に効果的というイメージがあるのでしょうか?

 

それは「具合が悪いときに点滴をしてもらって元気になった」という人が、あなたの周りにも一人や二人いるからではないでしょうか。

 

これはプラセボ効果ではないかと言われています。プラセボ効果とは、薬効のない薬でも医者から与えられると効果があるように感じて治ってしまうという現象です。

 

「病は気から」というのは半分は事実のようです。

 

 

でも、昔は「飲む点滴」だった甘酒!

甘酒は栄養ドリンク

 

今の日本は飽食の時代で、栄養価の高い食事であふれていますが、ちょっと昔にさかのぼれば状況は全然違います。

 

現代では、「甘酒は体を温めるもの」というイメージもあり、寒い時期に飲まれることが多いですが、ある理由から江戸時代には、夏に飲まれることが多かったのだそうです。

 

実は、江戸時代は夏の死亡率が最も高く、栄養豊富な甘酒が精をつけるのに良いとされ、夏には欠かせないものとなっていたようです。甘酒売りという商売まであったということから、その人気ぶりがうかがえます。甘酒は、今でいうエナジードリンクのように飲まれていたのかもしれません。

 

昔は、今ほど栄養豊富な食事はできない上、移動手段は基本「歩き」です。舗装されていないとはいえ、都市化が進んだ江戸の家々は風通しが悪く暑かったでしょうし、今のようにアイスもクーラーも当然ありませんから、夏場は過酷だったことが容易に想像できます。

 

そんな厳しい夏を乗り切るのに甘酒が一役買っていたとなれば、やはり昔は甘酒が点滴のように弱り切った体を元気にしていたのかもしれません。また、プラセボ効果がはたらいて、甘酒を飲むことで元気を出していたのかもしれません。

 

 

現代の私たちに甘酒が必要なワケ

甘酒が必要

 

今の時代、次から次へと栄養価の高い食品が見つかっていますし、また、栄養価の高い加工食品などいくらでも作り出すことができます。

 

では、甘酒には何の価値もないのでしょうか?

 

もちろん、そうではありませんね。ある一面を見れば優れたものが他にいくつもありますが、総合的に見て甘酒には様々な効果があるからこそ、見直されて多くの人に飲まれています。

 

例えば、栄養価だけで言えば、他にいくらでも優秀な食べ物がありますが、酵素の豊富さであったり、乳酸菌であったり、アンチエイジング効果であったりと、自然食である甘酒のふところは深く、総合的に体を良好な状態にしてくれる効果があります。

 

とかく一つのことに偏(かたよ)りがちになる現代人にとって、甘酒の多様性は魅力的に映りますし、実は最も求められている要素でもあります。

 

 

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